本日の学習中に、”always”が入っている文章を目にしました。
“〇〇 always have to do △△”のような形です。
これを条件反射で「いつも」と訳しましたが、何だか収まりの悪い訳になってしまう。
そこで、英辞郎ではどんな選択肢があるのか、ちょっと確認してみました。
always
【副】
いつも、常にいつでも、日夜、相変わらず、昔から、前々から、以前からずっと、今に始まったことではないが
*英辞郎on the WEBより
alwaysはいろいろな訳し方ができそうです。
場合によっては「相変わらず」なんて言葉を使うことで、こなれた訳になりそうですね。
いつも
下記の文章なら、「いつも」が使えそうです。
I always walk to work.
いつも職場まで歩いていきます。
いわゆる中学校で初めて”always”を習ったときの訳語ですね。
ずっと
“always”のその他の訳例としては、「ずっと」があります。
I have always wanted to meet you.
ずっとお目にかかりたいと思っていました。
ここに「いつも」を入れても意味は通りますが、やはり「ずっと」の方がしっくりきますね。
しかし、自分の訳したい英文に「ずっと」を入れてみても、訳としておかしい。
ここで英辞郎君とはお別れをし、海野さんに頼ってみることにしました。
必ず
そこで出てきた選択肢の1つが、「必ず」です。
おおっ!
まさしくこの言葉を探していました!
辞書の一例として、下記のものがありました。
さすが海野さんです。
Always turn off amplifier before plugging or unplugging any speaker connections.
注意: スピーカ接続プラグを抜き差し[挿抜, 着脱, 脱着]する前に, 必ずアンプの電源を切ってください.
確かに、ここで「いつも」や「ずっと」を使うと、おかしな訳になってしまいます。
「必ず」が”always”の訳として使えるとわかったので、知子の情報に入れておきました。
この他に、「always=必ず」が使われている例を、インターネット上で見つけました。
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」という漫画を、ご存知でしょうか。
このタイトルの英訳が、下記のようになっていました。
“when I get home,
my wife always pretends to be dead.”
この日本語も英訳も、シュールな感じが好きです。
今回は”always”でしたが、普段から何気なしに使っている英単語をなのに、瞬時にうまく訳せないということがけっこうあります。
反対に、日本語をうまく英訳できなかったりすることも。
チャンスがあれば、「こんな単語を使って訳したらしっくりきました」という成功事例・ブログ記事をアップしていきたいと思います。
夢の中でも職業病?
数日前、翻訳のための言葉を必死にGoogleで検索していました。
夢の中のできごとです。
Google検索は、自分の中で職業病になりつつあるのでしょうか。
そういえば。
むかしむかし四半世紀ほど前に、とある旅行会社で添乗員をやっていました。
その時の職業病を、今でも思い出します。
何かというと、「どこに行っても、トイレの場所を探してしまう病」です。
世界中、どんなきらびやかな都市に行こうと、どんな素晴らしい景色を目の前にしようと、まず探すべきものは「トイレ」なのです。
そして、飛行機やバスから降りてすぐに、お客様にトイレのご案内をするのが、添乗員の大きな役目なのです。
添乗員をやっていたおかげで、30か国近くの国を訪れることができました。
海外を巡りながらお金もいただけるなんて、ラッキーですよね。
しかし、もうやりたいとは思いません。
かなり体力が必要な職業ですし、時差も辛いですし、なによりも幼児化したお客様のお世話をするのはウンザリです。
いい年をした大人ばかりなのに、英語が話せない(現地で言葉が通じない)と、どうして幼児化してしまうのか…。
今の自分には、添乗員として世界各国を駆け巡るよりも、フリーランス翻訳者として海外定住することの方が魅力的に感じますね。
ということで、自分のためにも家族のためにも、将来海外で暮らせるように進めていきたいと思います。