12月になると思い出すジンジャーブレッドクッキー
自分にとって今年最大のイベントであるSEMICON Japanが終わり、ほっと一息…
…している暇はありません。
今日、明日の週末は、家事に追われるのが目に見えます。
そして、来週からは通常通りの学習に戻る予定です。
しかし、12月はクリスマスシーズン。
子供たちに少し楽しんでもらおうと、前回コストコに行ったときに、ジンジャーブレッドハウスのキットを購入しました。
表紙には完成写真が、箱の裏にはキット内の材料と作り方が書かれているので、誰にでも簡単に作れるようになっています。
実はまだ中を開けていないので、子供たちがこのジンジャーブレッドハウスを作るときに写真を撮り、またブログにアップしたいと思います。
ジンジャーブレッドの思い出 in Canada
カナダにいた頃は、料理やベーキングが大好きで、かなりいろいろ作って楽しんでいました。
そのうちの1つが、ジンジャーブレッドクッキーです。
ジンジャーブレッドを焼くと、ものすごくいい香りがキッチン中に漂い、幸せな気分だったことを覚えています。
子供たちも喜んでくれますしね。
これが、数年前に自作したジンジャーブレッドマンとジンジャーブレッドハウスです。
ちなみに、アイキャッチ画像も自作ジンジャーブレッドマンです。
かわいいだけでなく、味も美味しかったんですよね。
懐かしいなぁ。
ジンジャーブレッドレシピ
- 無塩バター(室温にもどしておく) 125g
- モラセス 大さじ3
- ブラウンシュガー 100g
- 卵(室温に戻して、溶き卵にしておく) 1個
- All purpose flour(中力粉) 270g
- ベーキングソーダ 小さじ1
- 塩 小さじ0.5
- ジンジャーパウダー 小さじ2
- シナモン 小さじ1
- オールスパイス 小さじ1
デコレーション用(オプション)
- アイシング(粉砂糖 200gと卵白 40g)
*お好みで食用色素 - 飾りつけ用お菓子(M&M’Sやキャンディー、スプリンクルシュガーなど)
カナダではAll purpose flourを使っていましたが、日本で購入するのでしたら中力粉がいいかと思います。
ただ、粉の味にこだわるのであれば、クッキーに関してはこちらで販売されている粉「ドルチェ」をお勧めします。
初めてドルチェでクッキーを作ったとき、スーパーで販売されている粉との違いに驚きました。
ジンジャーブレッドはかなりスパイスが効いているので、そこまで粉にこだわらなくてもいいかもしれません。
しかし、シンプルなバタークッキーなどですと、粉の味が際立つので、ドルチェは本当にお勧めです。
ちなみに、他にも小麦粉の種類はたくさんあります。
小麦粉の中でも、スーパーバイオレットや特宝笠などはスポンジケーキを作るには最適ですが、クッキーには軽すぎる粉なので、注意してくださいね。
反対に、パンに使われる強力粉(イーグルや春よ恋など)は、ゴリゴリに固いクッキーになってしまうので、こちらもお勧めしません。
また、スーパーで売られている普通の小麦粉ですと、軽めに仕上がります。
北米で売られているような、ガリっと歯ごたえのあるジンジャーブレッドにしたい場合は、やはり中力粉が適しています。
ない場合は、おススメの粉「ドルチェ」を購入するか、薄力粉と強力粉を混ぜ合わせるなど工夫してみてください。
それと、上記のレシピにはモラセスを使用しています。
できればモラセスを使ってもらった方がいいと思うのですが、購入しても量がありすぎて、今後使い道に困るというのでしたら、黒蜜でも代用できるようです。
ちなみに、モラセスはベーグルを作るときにも使えますよ。
ベーグルをゆでる工程のときに、モラセスを入れるとツヤツヤの仕上がりになるので、ぜひ試してみてください。
スパイスは、お好みで量を調節してくださいね。
クローブやナツメグ、ペッパーなど、お好みのスパイスを加えてもいいと思います。
ジンジャーブレッドクッキーの作り方
ジンジャーブレッド
- All purpose flour(中力粉、ドルチェなど)、ベーキングソーダ、塩、ジンジャーパウダー、シナモン、オールスパイスを合わせ、2~3回ふるいにかけておく。
- 室温にもどして柔らかくなったバターと、モラセス、ブラウンシュガーを大きなボールに入れ、ハンドミキサーでフワフワになるまでよく混ぜ合わせる(スタンドミキサーで作業してもOK)。
- 溶き卵を数回に分けて2のボールに入れ、その都度よく混ぜ合わせる。
*ここでよく混ぜないと、生地が分離してしまうので注意。 - ふるいにかけておいた1を3のボールに入れ、ゴムベラ混ぜ合わせる(スタンドミキサーでもOK)。
粘りっこく混ぜるのが大変だが、根気よく均等になるまで混ぜる。 - 4を一塊にしてラップに包み(量が多ければ数個に分ける)、冷蔵庫で2時間以上(できれば一晩)寝かす。
- 冷蔵庫から取り出し、生地が伸ばせるくらいになるまで、室温で温める。
- 生地を2枚のラップで挟み、その上からめん棒で厚さ3mmくらいになるまで伸ばす。
*かなり粘着性のある生地で、生地の温度が上がってくるとさらにベタベタになるので、作業を早く済ませるか、冷蔵庫でその都度生地を冷やしながら作業をするといい。 - 生地をラップをいったんはがしてラップに軽く打ち粉をし、もう一度ラップの上に戻してから型抜きする。
- 軽く打ち粉をした型で端から抜いていく。型抜きした生地はオーブンシートを敷いた天板に並べる。
- 型抜きをしたあとに、もう一度冷蔵庫で冷やす。
*これをすることで、型が崩れにくくなる。 - 180に余熱したオーブンで、10-12分焼く。
*オーブンによって焼き加減が違ってくるので、様子を見ながら焼成すること。 - 焼き終わったら、オーブンから天板を取り出し、2分ほどそのまま天板の上で冷ます。
その後、そっとクッキーをオーブンシートからはずし、クーラーの上で完全に冷ます。
*ベタつく生地なので、オーブンシートから離れにくいときもある。丁寧にはがさないとクッキーが割れてしまうことがあるので注意。
アイシング
ハンドミキサーで粉砂糖、卵白をしっかりと空気を含ませながらよく混ぜる。
色をつけたいときは、カップに取り分け、液体の食用色素を入れて必要な色をつける。
アイシングとデコレーション用のお菓子でジンジャーブレッドクッキー飾り付けたら、完成!!
ちなみに、自分が使用しているジンジャーブレッドマンの型は、これです。
その他のクッキー型で作ってもかわいいですよ。
ただし上記でも書いたように、かなりべたつく生地なので、あまり複雑な型(この写真の場合、真ん中の猫)だと、ちゃんと生地を抜くのが難しいです。
ジンジャーブレッドハウスは、自分で好きな型を作ってください。
こんな感じです。
ジンジャーブレッドハウスの場合、家を組み立てるとき、アイシングが接着剤の役割を果たすので、少し多めに作ってもらってほうがいいかもしれません。
時間のある方は、ぜひ手作りジンジャーブレッドにチャレンジしてみてくださいね。
お子さんがいるようでしたら、一緒にデコレーションして楽しめますよ!
以上、ジンジャーブレッドクッキーの作り方でした。