Passion for lithography: Love & Together!!
「2871_対訳をどうしゃぶり尽くすか」にて、ブログ記事「明細書チャレンジ4日目:3.5件終了」を取り上げていただき、ありがとうございました。
本当に、情熱や愛がないとエキスパートにはなれないな、と実感しています。
自分はリソグラフィに対して、情熱はあるのか?
あります。
少なくとも、あると信じています。
しかし、今現在はエキスパートになる準備段階で、「リソグラフィのことなら何でも聞いて」と断言できる状態まで、まだまだ時間がかかりそうです。
情熱的にリソグラフィを愛し、「リソグラフィ・オタク」と太鼓判を押してもらえるようになったら嬉しいですね。
ビデオ内で管理人さんがくださったアドバイス通り、今後対訳を開始する際には、「自分ならこう訳す」という記事をシリーズ化させたいと思います。
明細書読みは少なめ
本日の明細書読みは、1.5件と少なめでした。
収差についての明細書の内容が自分の興味とかなり重なっていたため、いつもより少し深く読み込んだことが理由です。
思った以上に時間がかかりましたが、少し知識の横展開ができたので、結果オーライです。
- 収差計測方法及び装置、並びに露光方法及び装置_JPA_2017054062_p19
- 蛍光光源装置_JPA_2018190664_p14(途中まで)
現在の悩み
今、とても興味のある分野の1つが、「EUVリソグラフィ」です。
現在の最新技術であるEUVリソグラフィの知識をつけるために明細書を読みたいと思っているのですが、EUV関係に関しては海外企業が出願した特許がほとんどで、日本語特許明細書は訳文ばかりです。
昨日の明細書読みからも、知識をつけるためには「日本企業が日本語で作成した明細書を読むことが大事」だと再認識しました。
しかし、原文が日本語のEUVリソグラフィ関連の特許明細書、特に露光装置の明細書は、ほぼゼロです。
マスクブランクなどのEUVリソグラフィ部材なら、日系企業の特許が見つかるんですけどね。
ASML社の明細書を読み始めた理由は、「EUVリソグラフィの最先端を行っている企業だから」でした。
残念ながら、ブロークンな訳文がいたる所に散らばっているASML社の日本語明細書から、しっかりした知識をつけることは難しいとわかりました。
しかし、今の自分のレベルでは、英語の明細書から入っていく自信もありません。
アマゾンでEUVリソグラフィの書籍がないかチェックしてみましたが、「これだ!」と思うものに巡り合えませんでした。
というわけで、どの切り口から入っていくべきなのかが見えず、途方にくれています。