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小学生に化学の面白さを知ってもらおう!-とっかかりは成功

小学生でも化学が楽しいと思えるのかな?

現在、翻訳分野を広げるための学習に取り組んでいます。

その一環として「3Mフルオロポリマー特許を読む」シリーズを視聴し始めたのですが、岡野の化学で学んだことをすでに忘れてしまった(あるいは忘れかけている)知識が多いことに気づきました。

いや、たぶん、忘れてしまった知識というのは、岡野の化学1周目でしっかり理解しないまま流してしまった部分だったのだと思います。

また、岡野の化学の学習を開始したのは講座受講開始数か月後だったため、まだ知子の情報の活用方法をよく知らず、知子の情報に保存していないデータが多いことに気づきました。

管理人さんが、「知子の情報にコツコツ蓄積した情報は、あとあとになって効果が発揮される。できるだけ早いうちから始めるように」とあれほど口酸っぱく発言されていたのにもかかわらず、しっかりと実行していませんでした。

*追記:「1年半前の当時は」という話です。今では情報収集したものはしっかり保存しています。

本当にすみません。

ということで現在、「3Mフルオロポリマー特許を読む」シリーズを視聴しながら、学習内容をノートに切り貼り(といってもWordファイル)し、活用できそうなPDFファイルも保存、そして抜けて落ちていた情報をコツコツと知子の情報にデータ化していく作業を続けています。

このシリーズを視聴しながら化学の復習をしているのですが、「子どもに化学を教えることで、復習するのも悪くないな」と思い始めました。

我が子2人は、はっきりいって勉強嫌いです。

上の子は小学高学年になるので、今のうちに勉強の楽しさを知ってもらわないと、手遅れになってしまう。

いや、もう手遅れかもしれません。

でも、少しは救えるかもしれないということで、試しに化学の基礎の基礎を教えてみることにしました。

化学の基礎を教えてみる

「ぜんぶわかる118元素図鑑」を読んで理解する

今回の試みのために購入した教材はこちらです。

中はこんな感じ。

この本、うちの子にはぴったりでした!

さすが、子供の科学。

すべての漢字にふりがなが振ってありますし、元素を身近なもので説明することで、小学生の子どもでも理解しやすくなっています。

しかし、「化学を勉強しろ。これを読んでおけ」と本を与えたところで、我が子がまったく興味を示さないのは確実です。

まず本を数ページ読ませ、しっかり理解していなさそうな箇所を紙に書きながら補足説明しました。

裏紙を使って走り書きで説明したため、汚くてすみません。

一通り教えたあとに口頭で、

「原子ってなに?」

「酸素原子の陽子の数は?」

と質問することで、反復学習。

そして、本当に理解できているのかを知るために、子ども自身に紙に書かせてみました。

もともとのインプットがそれほど多くない(ここまでの学習時間30分程度)ので、これくらい書いて説明できれば、今は十分かな、と。

用語は日本語と英語の両方をセットで覚える

左下に「原子」”atom”や、「電子」”electron”などと書いてありますが、これは追加で教えたものです。

基本的に、今回学んだ化学の基本用語は、日本語と英語の両方をセットで覚えてもらおう、という魂胆です。

日本語を知っているだけでは主人と話をするときに会話が成り立たないため、英語で説明できるまでになってもらう必要があるんですよね。

私自身の復習にもなるので、一石二鳥どころか一石三鳥。

元素周期表で各元素をチェックする

酸素の陽子の数が8なので、原子番号が8である、ということがわかった時点で、「じゃあ、周期表で酸素はどこにあるの?」と確かめてもらいました。

私が愛用している周期表は下の画像の左の2枚で、日本語と英語の両方を壁に貼り付けてあります。

よしじのものおき Yoshi-G’s Storage Roomからいただいたものですが、超おススメ!

水素やヘリウム、炭素など、それぞれの元素を周期表で子ども自身がチェックすることで、周期表に慣れてもらうことにしました。

Youtubeビデオで確認&情報を追加する

その後、Youtubeを使って、学んだことの確認プラス情報の追加。

今回は、映像授業 Try IT(トライイット)のビデオを使わせていただきました。

このビデオをみて、「陽子の数=中性子の数」だと思い込んでいた娘から、

どうしてナトリウムの質量数は、22じゃなくって23なの?

と質問が飛んできました。

しめしめ。

これで同位体の説明ができる。

「原子というのは、陽子の数と電子の数は同じなんだけど、中性子の数が同じとは限らないんだよ。この話の続きは長くなるから、また今度にしようね」

と、ここでひとまず学習を終えることにしました。

今のところ、説明の続きを聞くことが待ち遠しいようです。

勉強嫌いな娘ですが、こうやって一緒に勉強することで興味を示してくれることに、嬉しさを覚えました。

化学や物理に苦手意識を持っていた典型文系女子で、高校では丸暗記でなんとか過ごしていた私。

しかし、ちゃんと教えれば、化学の基礎くらいなら勉強嫌いの小学生でも理解できるだけでなく楽しめることを、今回の試みでよくわかりました。

こうなったら、できる限り自分で教えるしかない。

化学や物理などの教科は私よりも主人の方が知識抱負なので、その都度手伝ってもらえばいいかな、と思っています。

一番の問題は、「時間」

今回の学習で費やした時間は、2時間半弱でした。

今は自分も学習モードなのでいいのですが、仕事モードに突入したら1日に2時間どころか1時間も子どもの学習に費やせなくなると思います。

ああ、時間がほしい!

今はまだ安定受注に至っていないため仕事優先で進めていきますが、1年後にはスラック時間を設け、子どもの教育に当てていく予定です。

そのためには、プロの翻訳者としてさらに上を目指す必要があります。

仕事の獲得、新しい知識の習得…やるべきことはてんこ盛り!

あと1か月ほどで卒業ですが、3年目も引き続きらせん階段を上っていきます。

最後に。

アイキャッチの周期表は、上記で紹介したよしじさんのサイトよりいただいたものです。

よしじさん、ありがとうございました。