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・0925_IBM社レジスト特許を読む(66)
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・0931_IBM社レジスト特許を読む(72)
・0932_IBM社レジスト特許を読む(73)【最終回】
・2769_特許翻訳者のためのオウンドメディア戦略
・2759_超一流を目指すために
・2760_上達の原則
・2770_選択の重要性
・2772_マインドフルネス
・2774_翻訳業の生産性について
「IBM社レジスト特許を読む」学習感想
「IBM社レジスト特許を読む」73本の視聴を終えました。
8月15日から開始したので、約50日で73本。単純計算すると、1日に1.5本ずつ消化したことになります。
1日に2~3本のペースにして1か月以内で終わらせたい、という気持ちがありました。
しかし、せっかく学習するのなら、しっかりとノート作成したい、それに、今後のために知子の情報に記録を残したいとの気持ちが勝り、じっくりと取り組むことにしました。
結果、かなり味わい尽くせたと思います。
今回の学習でいろいろと気づいたことがありますが、気づきを3つ、ブログに記録しておきます。
気づき
1.可視化 ー ノート作成に図や画像は欠かせない
ノート作成の際、全て手書きにした方がしっかりと頭に残ります。
それはわかっているのですが、なんせ時間がかかりすぎる。
時間を短縮するため、またWordや知子の情報に記録しておくためにも、今回のノート作成では、ほぼWordで作業を行いました。
しかし、タイピングするだけでは、残念ながらあまり頭に残りません。
その欠点を少しでも補うために、今回のノート作成は、図を描いたり、検索した画像を貼りつけたり、作成したノートの上からいろいろな色のペンで線を引っ張ったりしました。
文字ばかりのノートを作成しても、後々検索する際に見つけるのが大変です。
図や画像がたくさんあるとパッと探し出せますし、ノート作り自体も楽しくなります。
何より、可視化、ですね。
ノートに動画が貼りつけられたらなぁと思うこの頃。
将来的には、そんな夢のようなこともできるようになるかもしれませんね。
2.あいまいな原文や誤訳
特許翻訳の学習を始める前は、「公開されている特許明細書は100点満点に近い」と思い込んでいました。
しかし、今回の学習で、「天下のIBMの特許でも、100点満点ではないどころか、けっこうおかしい原文や翻訳も含まれているんだな」と実感しました。
例えば、ノボラック。novolacとなっていることもあれば、novolakと表記されていることもありました。なぜ統一しないのでしょうか。
また、RIEが、reactive ion etchingではなく、reactive ion etchと表記されていましたね。
原文では “is removed“と現在形で書かれているのに、翻訳では「除去した」と過去形になっていたり。うーん、これはわざとそう訳しているのでしょうか。
上記に関しては、レジストの知識があまりない翻訳者でも、「あれ?ここって、なんかおかしいんじゃない?」と思うような箇所です。
しかし、ビデオ内の管理人さんの説明を聞いた後、「あー、ここって、誤訳なんだな」や、「ここでは別の語を選択するべきだったんだな」、と理解した箇所がいくつもありました。
まさに、目から鱗です。バサバサと落ちました。落ちすぎて、目までも一緒に落ちてなくなってしまうんじゃないかと思うほどです。
今後は管理人さんの力を借りることなく、自分の力で翻訳しなければいけません。
不安は尽きませんが、言い訳せずにDCAP!
まずはどこまで自力でできるか試してみます。
3.やっぱり翻訳は楽しい!
今回の勉強で、「翻訳が楽しいと思えなければ、プロになるのは難しいな」と実感しました。
もちろん、仕事で疲れていても学習しなければいけなかったり、問題にぶち当たって前に進めずイライラすることもあります。
ある出来事のために落ち込んでしまい、勉強に手がつかなかったこともありました。
しかし、辛いことがあった後にも「翻訳に戻ろう」と毎回思うのは、やはり翻訳という作業が好きだからなのでしょう。
「私は、私の仕事が大好きだ」
と言えるように、できるだけ早く実ジョブを手に入れたいです。
さて、次に進みましょう!
今日の一言
The future depends on what you do today.
Mahatma Gandhi