大量な失敗を繰り返し、そこから反省して学ぶことで、本当の実力がつく
数学に感動する頭をつくるを読み進める
現在、「数学に感動する頭をつくる」を読んでいます。
ビデオセミナーでおススメされた1冊。
読み進めているうちに、これは大事だ、素晴らしい、と思う記述がたくさん出てきます。
その中でも、自分が刺さった言葉をご紹介します。
失敗は自分で問題を解き考えていく過程でするものです。教師はほとんどの場合何も教えてはくれません。ですから、失敗から学ぶという作業は学生自身がやらなければいけないことなのです。
本当は膨大な量の失敗の中から生徒は反省を重ねていかないと、真の実力はつかないものです。
翻訳者も失敗から学ぶことが大事
いかがでしょうか。
第二章内「自ら訂正する能力」に書かれている、数学を学ぶ際の心構えですが、これって、翻訳者にも当てはまりますよね。
失敗から学ぶという作業は、自分でしかできないのです。
私は以前、失敗をするのが嫌いでした。
「嫌い」よりも「怖い」のほうが近いかもしれません。
なので、これまでの人生の中で、失敗することを恐れたがために、何かに挑戦する前にあきらめてしまったり、逃げてしまったことが何度もあります。
しかし、この講座に入ってから、大小様々な失敗を繰り返してきました。
例えば、「理系の知識がなければ岡野の化学から始めろ」との言われていたにもかかわらず、対訳シリーズから始めてしまったことで、翻訳者に必要な基礎知識が備わらず、結局スタートが遅れてしまったこととか。
管理人さんへの掲示板で質問した際、質問内容が不十分だったため、「相手が1度回答するだけで完結できるように、必要情報を全て書いて、明確に物事を伝えること。情報の後出しをすることで相手に負担をかけてはダメ」と指導いただいたこともありました。
岡野の化学のビデオセミナーを視聴中に化学の問題を解いているのに、なぜだか正しい答えが導きだせなかったり、橋本の物理の学習中に物理の問題が解けず、悔しくて泣いてしまったり。
失敗をしたくてしているわけではありませんが、なんせ凡人中の凡人ですので、必然的に失敗の数は多くなります。
失敗したときは多少なりとも落ち込みますが、知らないことを知らないまま過ごしてしまうより絶対にいいですよね。
過去に苦い思いをし、そこから学び、「もう同じ失敗は繰り返さないぞ」と誓ったことで、以前よりもちょっぴり成長している自分がいますし。
自分の体験からも、手を動かし、頭を動かし、身体を動かして自分自身で作業し、失敗を繰り返すことで学ぶことは、とても大切だと痛感しています。
失敗しても大丈夫、ちゃんとそこから学ぶのなら
実は、失敗したときの励みになっています。
みなさん、失敗は成功のもとですよ。
でも、反省し、そこから学ぶことを忘れずに(←ここ重要)。
自分のように失敗することが怖い方も、えいやでDCAPのD(実行)から始めちゃいましょう!