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化学結合のマインドマップ(1)

岡野の化学や橋元の物理の学習を横目に、化学結合のマインドマップ作成に取りかかりました。

今週末までに作成する予定だったので本日の午前中から始め、終わり次第岡野の化学の続きを学習しようと思っていましたが…作成に半日以上かかってしました。その成果がこちらです。

こうやって縮小されたものを見てみると、大した量ではありませんね。しかし、ああでもない、こうでもない、作っては消して、入れ替えして、差し替えして…と本当に苦労しました。それでもまだ100%どろこか、50%も満足できていません。

前回の分子間力のマインドマップでは、「イオン間相互作用」が分子間力なのか、あるいは化学結合なのか、と分からない状態でした。管理人さんにビデオ「2694_チコです。「分子間力」ってなあに?」で取り上げていただき、化学ノートにビデオ内容を書き出し、もう一度「イオン間相互作用」について熟考しました。

結果、「イオン間相互作用」は、化学結合のマインドマップに「イオン結合」として入れ直すことにしました。階層構造からすると、「化学結合」→「共有結合とイオン結合」→「イオン結合」になっています。「イオン間相互作用」≠「イオン結合」ですが、「イオン間相互作用」としてはこのマインドマップにうまく収まらなかったため、今回はこのようにしました。いい案が思いついたら、またバージョンアップしていきます。

通常、「化学結合の種類は?」の答えとして、「共有結合」、「イオン結合」、「金属結合」、「分子間結合」と分類されていることが多いかと思います。しかし、今回あえて「共有結合―極性共有結合―イオン結合」を一括りにし、その中でそれぞれの結合を詳しく記述していきました。「共有結合」や「イオン結合」という分類だけでは、極性や電気陰性度などを十分に説明できないため、「極性共有結合」を付け加えました。実際、これまでの化学の学習を振り返ってみると、電気陰性度、δ+やδ-などがかなり重要視されていましたし、至る所で出てきます。

「分子間結合」に関しては、分子間力のマインドマップを参照するように記載してあります。ただ、結晶の比較のために、「分子結晶」のカテゴリーだけは化学結合のマインドマップに入れてあります。こちらも改善の余地があるので、随時バージョンアップしていきたいと思います。

原子や分子についての説明、原子の歴史的モデルなども入れました。というのも、原子と分子は、化学結合の定義と深いつながりがありますし、量子学的原子構造の模式図(原子モデル)と分極(極性共有結合内)のつながりや、同素体(中性子の数関連)と共有結合結晶(ダイヤモンドとグラファイト)のつながりなどを記載したかったからですが…うーん、これはやはり別枠の方がいいのでしょうか。

実は混成軌道についても記述したかったのですが、うまく入れ込むことができず、断念しました。多重結合の分類内に少しだけ載せました(エタン、エチレン、アセチレンなど)が、軌道を詳しく説明するまでに至りませんでした。

この作図のためにこれだけ長時間かかってしまった理由は、やはり知識がしっかりとまとまっていないからです。岡野の化学を半年近く勉強してきましたが、頭の中で整理がされていないだけでなく、目の粗いざる状態なのです。そんなざるで一生懸命水を汲もうとしても、ほとんどが流れていってしまいます。

これではチコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねえよ!」叱られてしまいますね。チコちゃんに叱られないように、しっかり自問自答し、答えがわからなければ検索する、そしてノートや知子などに記録するという行動を、面倒くさがらずやっていきたいと思います。

明日は岡野の化学の学習に戻ります。