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明細書本文や図を色分けすると理解しやすくなる

数種類の蛍光ペンとボールペンを片手に明細書読み

会社のランチタイムにコツコツと明細書を読んでいます。

読んでいる、というよりは、図の色分けと書き込みをしていたに近いかもしれません。

本日やっと読み終えた明細書は露光装置関連で、「どのような装置を使うことで、レクチルステージのヨーイングによる転写のずれを防ぎ、どのような効果が得られることで、結果として半導体にどう貢献できるのか」が述べ11ページに渡り説明されているものでした。

もともとこの明細書を選んだ理由は、露光装置においてリニアモータがどのように使われているかを知りたかったからです。

自分の予想とは異なり、明細書内にリニアモータの役割や機能についての記載はほとんどありませんでした。

しかし、11ページという比較的短めの明細書の割に、たくさんの図(合計14の図)が記載されていて、明細書を読み進めながらどんどん図を色分けし、書き込んでいくのが楽しくなりました。

参照:
(11)【公開番号】特開平10-55952
(43)【公開日】平成10年(1998)2月24日
(54)【発明の名称】走査ステージ装置およびこれを用いた露光装置

(71)【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(72)【発明者】

【氏名】是永 伸茂

休憩室でお弁当を食べながらの作業なので、あまり検索などはできませんでしたし、検索したものを印刷することもありませんでした。

装備が整っている自宅でしっかり学習するときとは異なる勉強方法ですが、それなりに知識はついたと思います。

ちなみに、ピッチング、ヨーイング、ローリングなどの説明を読むだけではわかりにくい内容に関しては、youtubeで動画を検索し、内容理解に努めました。

おかげで、この用語を深掘りしていけば、船舶や航空機関連にも横展開していけるんだな、と分かりました。

試行錯誤から抜け出せない

情けないことに、明細書の読み込みが、カタツムリと同じくらいのスピードです。

自分にプレッシャーをかけて早く読むようにしなくては、と思いつつも、知らない言葉が出てくるたびに調べることになり、お昼の1時間があっという間に過ぎ去っていきます。

このスピード、この深掘りで大丈夫なのか、あるいはもっといい方法があるのか?

本当はこの勉強方法は間違っていて、軌道修正するべきなのか?

「失敗を超高速で繰り返せ」と言われていますが、今、自分が行っていることが失敗かどうかさえわからず、もがき続けている状態です。