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・TC0032_岡野の化学(32)
・2544_行動予定の可視化
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・よくわかる最新半導体の基本と仕組み P173-P181
主な化学式の種類
- 組成式
食塩(塩化ナトリウム)などのイオン結合物質,金属や巨大分子などの,原子の配置が単純な繰り返しで,化学構造の違いを区別する必要が無い場合に用いられ,原子の組成(比率)のみで表記するもの
例)ダイヤモンド( C )や石英( SiO2 二酸化ケイ素)などの網目状構造の共有結合性物質
塩化ナトリウム( NaCl )などのイオン結合性物質や金属結合性物質
- 分子式
分子に含まれる原子とその個数を的確に示す場合に用いるが,分子の一部が化学特性に大きく関わる場合には,示性式や構造式による表記が望ましい
- 示性式
構造が単純で構造的な紛らわしさが無い場合には,官能基などの結合関係を示す示性式で表現される。化学反応の表記に示性式を用いる場合が多い。
- 構造式と電子式
構造の違いを明確に示したい複雑な構造の分子(有機化合物に多い)に対しては,構造式での表記が利用
結合状態の表記は,共有電子対を価標(bond :線の数で単結合,二重結合,三重結合を表現する)で表示するものと,共有電子対をコロン(単結合 :,二重結合 :: ,三重結合 ::: )で表示するものがある。
価標で表示するのが一般的で,コロンで表示する場合は,電子式(ルイス構造式)といい,ラジカル反応などの化学反応での電子のやり取りなどを特に示したい場合などに用いられている。
参照URL:http://sekigin.jp/science/chem/chem_02_3_10.html
電子式関連URL
https://blogs.yahoo.co.jp/kyousinohimatubusi/35057200.html